ジェシー・ミンター、初勝利をつかむ - 新米ヘッドコーチの驚くべき旅

新米ヘッドコーチが初勝利を掴む
米NFLのボルチモア・レイブンズの新任ヘッドコーチ、ジェシー・ミンターが、今季第1週でインディアナポリス・コルツに41-23で勝利し、自身初の勝利を記録した。ミンターは「まだ実感が湧いていない」と語る。
ミンターのキャリアは、数々の挫折と苦難を乗り越えて築かれた。大学時代に父親のリック・ミンター(現レイブンズのスタッフ)が指導するシンシナティ大学に入学したが、D3(アメリカの大学スポーツリーグの最下位)に所属するマウント・セント・ジョセフ大学に転校し、プレーを続けた。しかし、最初のシーズンで脚を骨折し、クローン病の緊急手術(大腸を18インチ切除)を受けて次のシーズンを全休し、3年目には再び脚を骨折した。
だが、ミンターは「チームを離れることを選ばなかった」。代わりに、大学の練習に付き添い、VHSの試合フィルムを回収するために何時間も運転し、レスリング部と共有の練習場でフィルムを分析するなど、裏方の仕事に没頭した。この経験が、後にコーチとしての資質を養う契機となった。
「彼は、間違いなく私が40年のコーチ人生で指導した中で最もタフな人物だ」と、当時の監督ロブ・フーバーは語る。ミンターは、120人の選手が集まるロッカールームでチームに語りかけ、その存在感を示した。その結果、マウント・セント・ジョセフ大学の成績は、彼が到着した2001年には0勝10敗だったが、彼が在籍した2004年には正規シーズンで10勝0敗を記録するなど、劇的な変化を遂げた。
この経験は、ミンターがコーチングの世界に進み、最終的にNFLのヘッドコーチに就任する道のりを切り開いた。
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